予防接種室
はじめに
予防接種室では、小児感染症専門の医師と感染管理認定看護師が、予防接種全般に関わる仕事をしています。
予防接種室の仕事
当院にかかりつけの患者さんの予防接種
当院では、地域の病院・クリニックでの予防接種が難しい患者さんの予防接種を行っています。また、様々な事情で定期接種が出来なかった患者さんの予防接種スケジュールを立てたりします。入院中の患者さんからの、予防接種の相談も受け付けています。基本的には、日本小児科学会が推奨するスケジュールをお勧めしますが、患者さんの個別の状況に応じて、接種を遅らせたり、早めたりすることがあります
「うちの子の予防接種は大丈夫かしら?」、「まだ打てていないワクチンがあるんだけど…」等、予防接種に関する相談にも喜んで対応します。入院・外来主治医の先生に声をかけていただければ、予防接種室のスタッフがお話を伺いに参ります。
新型コロナウイルスワクチンの接種
2022年3月より、渋川地区(渋川市、吉岡町、榛東村)にお住まいの5−11歳のお子さんを対象に、新型コロナウイルスワクチンの接種を開始しました。ご予約は、各市町村が設置しているLINE予約サービスやコールセンターでお願いします。
ワクチン接種に関して、不安や疑問がある場合、厚生労働省など公式機関が発表する情報をよく読んで、接種を行うかご検討ください。当院でのワクチン接種は7月31日が最終日になります。当院での接種を希望される方は、必ず7月10日までに初回接種をお済ませください。
毎年のインフルエンザワクチン接種
当院のかかりつけの患者さんを中心に、インフルエンザワクチンの接種を行います。毎年のスケジュールが決まりましたら、院内とホームページ上に掲示します。
渡航前ワクチン接種
海外渡航などの前に必要な予防接種を行います。どのような予防接種が必要か、渡航後に気をつけることなど、Certificate in Travel Health(国際渡航医学会の試験)の資格を持つ医師が、丁寧にご説明します。
子宮頸がんワクチン(ヒトパピローマウイルスワクチン)の接種
子宮頸がんワクチンは、日本では定期接種になっていますが、積極的な勧奨がされていないため、接種率が低いワクチンです。しかし、世界的には広く使用されるワクチンで、子宮頸がんの予防効果が高く、強く接種をおすすめします。当院は、子宮頸がんワクチン(4価)の接種ができる渋川市の指定医療機関です。
正しい情報に基づき、子宮頸がんワクチンについてご説明をするとともに、もし副反応が生じた場合の対応も責任を持って行います。
9価ヒトパピローマウイルスワクチン(シルガード)をご希望の方は、事前にご連絡ください。