地域医療連携室
ご挨拶
当センターは群馬県唯一の小児総合病院として、北関東の小児三次医療を担っています。診療所、二次病院の先生方からのご紹介はすべてお引き受けいたします。また、当センターでの診療後は患者様の意向に沿い、地域医療を担う先生方に速やかに逆紹介させていただきます。円滑な病診・病病連携を図り、患者様が必要なときに必要な医療を提供できるよう努めてまいります。
地域医療連携室長
野村滋


成人移行支援に関する考え方
当センターは「県内唯一の小児専門病院として、未来ある子ども達の生命(いのち)をまもり、すこやかな成長を支援する」という考え方をもとに、子ども専門の病院として医療を提供しています。今では医療の進歩で、多くの命が救われるようになり、病気を持ちながら大人になる患者さんも増えています。そのため、病気の治療を続けることや、大人になってからの病気のケアがますます大切になってきました。しかし、当センターは大人向けの施設にはなっていません。
移行期医療とは、病気を持つ子どもたちが自分の病気について理解し、自分の症状や治療について考えられる力をつけるために医療チームが支援し、お子さんとご家族と一緒に、大人向けの医療機関への紹介や連携を行う橋渡しの医療です。移行期支援を行いながらお子さんにとって一番良い施設や治療を考えていきます。
当センターでの「移行期支援外来」は開設準備中ですが、移行医療に関してのご希望やご質問のある方は担当医、外来看護師にご相談ください。医師だけでなく、看護師、薬剤師、医療社会福祉士など多職種での支援が可能です。
地域医療連携室のお仕事
医療機関様から患者さんの紹介をお受けします。
登録医制度を実施しています。
患者さんの相談をお受けしています
- 相談受付時間 8:30~17:15
地域医療連携室患者相談室では、外来受診や入院中の診療について、退院に向けての心配ごとなど、患者さんやご家族の方からのご相談をお受けしております。
医療福祉相談
社会福祉制度や社会保障制度の利用に関する相談、転院や施設入所に関する相談を行っています。その他、医療費の相談や受診に関する相談、在宅医療の相談をお受けしています。
在宅療養児支援
在宅呼吸器・酸素療法中などの患者さんやご家族を支援するため、社会資源や福祉制度のご紹介、そのほか関係機関との調整や相談をお受けしています。退院に向けて地域の訪問看護ステーションなど関係機関との調整も行っています。


