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診療科紹介

胎児超音波スクリーニング外来

当院産科は、県内唯一の総合周産期母子医療センター産科として、開設以来多くの胎児診断とその妊娠分娩管理を行ってきました。

その経験を生かし、平成23年9月から、他の医療施設で健診を受けていらっしゃる方々を対象にした胎児超音波スクリーニング外来(予約制)を開設しました。

この外来の受診を通じて、より多くのお母さん方が安心して出産できるようになることを願っています。

受診を希望される方はぜひ一度ご相談ください。

妊娠中期の胎児超音波スクリーニング検査について

・背景
あらゆる女性は、年齢に関わらず、重い先天性異常をもった赤ちゃんを出産する可能性があります。その確率は3~5%で、そのうち90%は特にリスクのない母親から産まれてくると言われています。

・胎児超音波スクリーニング検査の目的

胎児超音波検査は、胎児の先天性異常を見つける手段の1つです。超音波検査では胎児の様々な形態的な異常(水頭症、口唇裂、肺嚢胞性疾患、先天性心疾患、消化管異常、腎・尿路系異常、四肢短縮症など)を見つけることができます。先天性異常の中には、産まれる前から治療が必要な病気や、産まれてからすぐに治療が必要となるような病気もあります。妊娠中に見つけることにより、胎児期から治療を始めることができたり(胎児治療の多くは県外の専門施設に依頼しています)、治療の準備を整えたうえでお産ができたりするようになります。何よりご両親も心の準備をしておくことができます。
 また超音波は、母体にとっても胎児にとっても安全な検査です。

・胎児超音波スクリーニング検査の特徴
ほとんどの超音波スクリーニング検査の結果は“正常”です。もちろん、”正常”という結果は、先天性異常がないということを保証するものではありません。形態的ではない異常(例えば、知的障害、視覚障害、聴覚障害)、超音波的特徴の乏しいもの(例えば、小さな心室中隔欠損症、鎖肛、特徴的所見がないダウン症)など、出生前の超音波検査ではみつけることができない(難しい)異常もあります。また、週数が進んでから現れる、あるいは見つけることができる(検査対象の週数ではわからない)異常もあります。

スタッフ紹介

産科医師が対応しています。

外来日時

平日(月曜日~金曜日)の午前
いずれも、赤ちゃん1人につき30分程度

対象週数

22~30週
※24週頃が最も見やすいとされています。
※より確実な診断を希望される方は複数回の受診も可能。

予約方法

完全予約制です。
紹介状は必要ありません。受診希望の方は、予約専用電話に直接お問い合わせください。
予約専用電話 0279-52-4000㈹
※平日9時~17時にお電話ください。

費用

8,000円/回(2回目以降は別途設定あり)
多胎の場合は胎児1人につき上記費用がかかります。

注意事項

  • 超音波以外の診察・問診は基本的に行いません。
  • 通常の健診の超音波より時間がかかります(約30分程度)。
  • 三次元(3D)超音波や四次元(4D)超音波は基本的に行っていません。
  • 妊娠初期の超音波検査(胎児後頸部透亮像:NT、胎児鼻骨、胎児三尖弁逆流、胎児静脈管血流)やコンバインド検査は、この検査の対象外となります。
  • より確実な診断には、複数回の検査が必要となることがあります。
  • 週数、赤ちゃんの向き、お母さんの体型(肥満)、胎動、羊水量によっては、診断率が悪くなります。
  • 異常が見つかった場合は、後日再検査となります(スクリーニング外来での詳細な説明は致しません)。
  • 私費診療になります。