ポータブルX線撮影装置
病棟に入院している患者さんの中には検査室への移動が困難な患者さんもいます。そのような患者さんの検査を行う場合、移動式のX線撮影装置をベッドサイドに移動し検査を行います。装置は5台あり緊急の検査にも対応できるように各病棟に配置されています。検査は胸部・腹部単純撮影が大部分を占め、それ以外の検査でも医師からの要望があれば対応しています。
なお撮影された画像はFlat Panel Detector(以下FPD)を用いたDRシステムを主に使用しています。FPDではCRに比較し被ばく低減が図れ、以前よりも少ない被ばく線量で検査を行うことが可能になりました。また、撮影後の画像表示までの時間も短く、検査時間も短縮することができました。