輸血検査
輸血に必要な検査や、輸血用血液製剤の管理を24時間体制で行っています。
血液型検査
ABOおよびRhD血液型の検査をしています。
不規則抗体検査
妊娠や輸血により、ABO以外の血液型に対する抗体を持っている場合があります。事前に検査しておくことで、母児間血液型不適合の有無の目安になります。輸血をするときには、この抗体と反応しない血液を選ぶ必要があります。
ABO不適合検査
母児間でABO血液型が一致していないときに、お母さんの体内で作られた抗体が赤ちゃんの血液と反応することで、貧血や溶血を起こすことがあります。
治療として光線療法や交換輸血などがありますが、輸血をするときには、この抗体と反応しない血液を選ぶ必要があります。
交差適合試験
患者さんの血液と輸血する血液を混ぜ合わせ、輸血する血液が患者さんに適しているか検査します。
輸血用血液製剤の管理
輸血用血液製剤には、1. 赤血球濃厚液、2. 新鮮凍結血漿、3. 濃厚血小板などがあります。適切な条件で保管出来ているかのチェックのほか、製剤が無駄にならないよう、在庫の管理を行っています。