子どものこころ診療科
診療科の特色
子どものこころ診療科では、近年社会的ニーズが増加している子どものこころの問題(神経発達症や不登校など)に、小児科医(神経内科兼任)が多職種と連携しながら、外来でこどもと保護者の支援を行っています。
そのほか小児専門病院の特性として、多くの診療科にまたがる様々な身体疾患・慢性疾患に伴う入院患児のこころの問題への対応も行います。
また、子どものこころ専門医研修施設として、子どものこころ専門医を目指す若手医師の見学・研修を積極的に受け入れ、群馬大学精神科神経科、群馬病院精神科と協働で専門家の育成にも力を入れています。
当科の診察を希望される方へ
- 診療は完全予約制です。
- かかりつけ医療機関から「子どものこころ診療科」宛の紹介状をもらい、医療連携部門へ連絡をして初診の予約をとってください。
- 初診までたいへん長い時間お待たせしており、またそのため、当科では予約以外での緊急の対応はできません。
- 現時点では、精神科医がいないこと、開放病棟であることから、自殺企図や統合失調症の疑いなどの対応はできません。
診療担当医表
人員の入れ替わりや業務の都合で担当医随時変更あり。当ホームページ内の、外来診療予定表か電話0279-52-4000(予約)でご確認ください。
スタッフ紹介
森田 孝次
(もりた こうじ)
部長、神経内科 兼任
-
専門分野:
小児精神 -
出身大学(卒業年):
昭和大学(平成12年) -
専門医資格:
日本小児科学会専門医・認定小児科指導医
子どものこころ専門医・指導医
日本小児精神神経学会認定医
臨床研修指導医
公認心理師
日本DMAT隊員 -
紹介を希望する症状や病気:
「主に診療している疾患と診療実績」をご参照ください
主に診療している疾患と診療実績
子どものこころ診療科では、以下のような疾患を対象としています。
- 脳損傷に伴う行動の問題(急性脳炎・脳症や脳出血等の後遺症と思われる集中困難など)
- 神経発達症(知的発達症、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症など)
- 小児期に通常発症する情緒の障害(分離不安、場面緘黙、吃音など)
- 背景に適応障害や発達の問題が疑われる児童(不登校など)
診療実績
令和4年度 のべ人数
初診 51名
再診 820名