カテーテル治療
心臓カテーテル検査は太股や首の血管から心臓まで細い管(カテーテル)を入れて心臓の中の血圧を測定したり、レントゲンに写る特殊な薬(造影剤)をカテーテル経由で心臓の中に流し心臓や血管の形や血液の流れ方を調べ、心臓の異常を調べる検査です。心臓カテーテル検査は、年間約150-200例、カテテール治療はそのうちの約半数で施行しています。
カテーテル治療は、先端に風船がついたバルーンカテーテルや金属製ステントを用いて弁や血管の狭窄を直す治療です。病気の種類によっては、手術と同等の治療効果を少ない身体的負担であげることも可能です。
心房中隔欠損症に対するカテーテル治療として経皮的心房中隔欠損閉鎖術も行っており、体への負担が少なく治療することが可能となりました。 詳細は経皮的心房中隔欠損閉鎖術説明書をご覧ください。
動脈管開存症に対する治療として2mm以上の太さの動脈管開存症はアンプラッツァー動脈管閉鎖術、2mm以下の動脈管開存症はコイル塞栓術を行っています。