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採用・研修

研究と臨床の両立(血液腫瘍科 大和医師)

研究と臨床の両立を目指して

血液腫瘍科 大和玄季医師
病棟で仕事中の大和医師。病棟では血液腫瘍科の中心として活躍されている。

血液腫瘍科 大和玄季医師

大和医師は、群馬大学で血液腫瘍の研究をされた後、当院に赴任され、ベッドサイドで臨床をされながら、研究も続けられています。当院は症例が豊富で、臨床研究へのサポート態勢も充実し、それらを活用すれば、「研究と臨床」を両立することが可能です。大和医師に、臨床をやりながら研究を続けるポイントを聞きました。

―小児の血液腫瘍科を目指すきっかけは何ですか?

学生の頃から、小児科に興味がありました。群馬大学小児科に入局後に、血液疾患のお子さんを担当させてもらい、長期にわたり子どもたちと関わることができ、なんとかこの子たちを治したいと思い、この分野に魅力を感じました。

―研究をしようと思ったきっかけは?

小児科研修の3年間を終え、血液腫瘍グループに入ると同時に、先輩の勧めもあり大学院に入学しました。治療が難しい患者さんと出会うと、現在の医療でも直せない患者が一定数いることを知り、研究の重要さを感じるようになりました。早く研究の道に入ってよかったと思います。最初は、研究と臨床を両方行っていましたが、大学院2年目から、研究メインの生活をしました。 大学院を終えてから、当院に赴任しました。現在は、臨床をやりながら、研究も引き続き行っています。指導体制も充実しており、臨床と研究の両立が可能です。

血液腫瘍科 大和玄季医師
病棟業務が終わった後に実験室で研究に取り組む大和医師。
―当院で働いてみて良いところ、悪いところを教えて下さい。

コメディカルのスタッフがとても良く働いてくれるので、仕事がやりやすいです。また、スタッフ数がいますので、研究の時間を確保することも出来ます。勤務を続けながら、社会人大学院で学位の取得も可能です。
大学と比較すると研究機器の数や質はかないませんが、それでも、論文の元になるデータを出すことは十分可能です。

―臨床と研究の両方を目指している人へ一言お願いします。

当院は、患者数も多く、臨床医としてやりがいがある病院です。しかし、臨床で壁にぶつかった時、臨床だけでは解決できない点を研究できることはとても魅力的です。血液腫瘍の分野は、今後も研究を進めて、患者さんの予後改善を目指す使命があります。リサーチマインドを持った小児科医のお越しをお待ちしています。