DPCについて
当センターでは、平成26年4月から入院診療費の計算方法として、包括医療費支払制度方式(DPC)を採用しています。
従来は、診療行為ごとの点数をもとに計算する出来高払い方式でしたが、DPCは、病名や診療内容に応じて定められた「診断群分類」ごとに1日当たりの定額の点数で入院診療費を計算します。ただし、手術費・麻酔料など従来どおり出来高で計算するものもあり、入院費はDPCの包括分とそれ以外の出来高分を合わせたものとなります。
DPCでは、病状によって、包括分の投薬や注射、検査等を多く行った場合でも、1日あたりの包括診療費は変わりません。そのため、病名や診療内容に応じて、おおよそどのくらいの医療費がかかるのかの目安が、患者さんにもわかりやすくなっており、医療の効率化と透明化がはかれると考えられています。
なお、一部負担金の支払い方法は基本的にこれまでと変わりありませんが、ご不明な点等ございましたら、1階総合受付までお問い合わせください。
(注意事項)
- 病名等がDPC対象の診断群分類に該当しない患者さんなど一部の患者さんは、従来どおりの出来高払い方式となります。
- 入院中、病状の経過や治療の内容によって診断群分類が変更となり、請求額が変動することがあります。その際は、退院時等の前月までの支払額との差額を調整することがありますので、あらかじめご理解とご協力をお願いいたします。
- 当センターのDPC係数は 1.3754(R6.9.1現在)です。